「UD現場チャレンジ2024」決勝戦を開催
~世界中のUDトラックスのディーラーが本社・上尾でアフターサービス技能を競う~
Press release
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November 14, 2024
UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:丸山浩二)は、11月12日(火)に、アフターマーケット技能コンテスト「UD現場チャレンジ2024」のワールドファイナルを、埼玉県上尾市の本社内にあるUDエクスペリエンスセンターで開催しました。世界各地で723チーム・2,732名が参加した予選を勝ち抜き、最終戦に進んだ10か国14チームが優勝に向けて競い合いました。
写真:クオンのエンジン点検・良否判定課題にのぞむファイナリストたち
UD現場チャレンジは、全世界のUDマーケットでアフターサービスに従事する従業員を対象に、知識と技能のトレーニングを目的として競技形式で行われるイベントです。UDトラックスの世界中の現場で活躍する仲間たちがベストメンバーと共に最高の技能を披露する場として2014年から隔年で開催し、今年が5回目となります。10周年を迎える2024年大会では、世界でアフターサービスに従事するUD従業員2,732名が、全2回の予選の問題に取り組む中、延べ40,980時間のトレーニング効果が得られました。これにより従業員の意欲をよりいっそう高めるとともに、お客へ提供するサービスを強化してきました。
12日の決勝に参加したチームは、エレクトリック(配線図・故障診断)、エンジン(点検・良否判定)、Tech Tool(オシロスコープ機能の活用・エンジン不始動原因推定)、トランスミッション(較正・問題特定・修正)、コマーシャル(ワランティクレーム自主監査)の5つの項目で審査されました。
トラック業界や物流業界では人材不足が深刻となる中、車両の稼動率を上げ、物流の効率化に貢献するには、アフターマーケット従事者の技能や知識の向上がカギとなります。メカニック、部品担当、フロントが1つのチームとして密接に連携する「現場チャレンジ」は、個人の技能向上に加え、整備工場での車両の滞留時間を短縮し、トラックの稼働率引き上げに繋がります。
UD現場チャレンジへの参加者が毎回増加する中、今回はタイ、フィリピン、南アフリカより3名の女性ファイナリストが参戦しています。2022年の前大会に続いて2回目の参加となる南アフリカ代表のアリシア・ニューマン(写真中央)は「前回の決勝では女性参加者は私だけでしたが、今回は3人の女性ファイナリストがいることを嬉しく思います。次はもっと多くの女性がファイナリストになることを期待しています」とコメントしました。
写真:UD現場チャレンジ2024の3名の女性ファイナリスト。左からタイ代表、南アフリカ代表、フィリピン代表
決勝の開会式では、UDトラックスの代表取締役社長・丸山浩二が以下のように述べました。
「お客さまにとって最も重要なことは、トラックが問題なく確実に走行することです。そのためには、定期的な点検や安全管理、故障時の迅速な修理のほか、メンテナンス、部品供給、受付などすべてにおいて優れた技術とチームワークが欠かせません。UD現場チャレンジは、そうした技術力とコミュニケーション力に優れたチームを称えます」
■決勝参加チーム(全14チーム、10か国)
クオン: 日本(大阪・西淀、石川・金沢、埼玉・深谷の3地域から3チーム)、オーストラリア(2チーム)、シンガポール、南アフリカ
クエスター: アラブ首長国連邦、インドネシア、サウジアラビア、タイ、フィリピン、ボリビア、南アフリカ
※南アフリカはクオン・クエスター両方に参加
■結果
・クオンカテゴリー
優勝: 日本代表 「Fukaya Specialists」(深谷カスタマーセンター)
2位: 日本代表 「Ultimate Dynamite」(西淀カスタマーセンター)
3位: 南アフリカ代表 「KENZO」
・クエスターカテゴリー
優勝: インドネシア代表 「Great Mates」
2位: サウジアラビア代表 「Zahid Tractor Samurai」
3位: フィリピン代表 「Kit Kat」
「UD現場チャレンジ」特設サイト
https://www.udtrucks.com/japan/about-us/events/ud-gemba-challenge